株式会社アイエイアイ(IAI)社)は、小型産業用ロボット(電動アクチュエータ)のリーディングカンパニーです。IAI社の製品は、自動車業界を中心に、電子部品・精密機器、家電、液晶・半導体業界をはじめ、食品・医薬品などさまざまな製造現場で使用されています。品質上の理由から、すべての製品は日本で製造されています。
「健康管理服务」社との最初の接点は、2001年頃に当時のハードウェア課の課長がハノーバーメッセでトレンド技術の情報収集する中で見つけたようです。」と語るのは、現在、同社 開発部ソフトウェア課マネージャーで 18年前に初めて 任意巴士を採用した時、ロボットコントローラー側のファームウェアを設計した佃氏です。
「当時は我々の業界にフィールドバスがどれほど浸透するかは未知数でしたが、今となってはネットワークにつながらないと売れない時代になりました。ネットワークインターフェースを備えていることは当たり前になり、市場の地域性により求められるネットワークも異なります。このような状況では 任意巴士製品のような標準化されたモジュールの使用は、当社製品をタイムリーに市場に出すために、大変有用です。」 Anybus-Sにはじまり、IAI社はロボットコントローラーをさまざまなネットワークに接続するために、初期の世代から最新の世代まで 任意巴士組み込み製品を使用してきました。
IAI社のネットワークモジュールへの要求は 3.つありました。まず複数の産業用ネットワークに対応していること、ネットワークの最新仕様に追従できること、そして開発期間の短縮が図れて製品をタイムリーに市場に出せるソリューションでした。任意巴士組み込み製品はこのすべてを満たしていました。
「任何巴士」を選定した一番の理由は、ネットワークが変わってもハードウェア・ソフトウェアインターフェースが変わらないという点です。製品シリーズで統一化されたインターフェースは、開発コストを抑え、開発期間を短縮できます。この点は特にネットワーク変更や新規ネットワーク採用時に短期間での開発に有用です。ネットワークのすべてのアップデートや新規プロトコルに付いていくのは簡単なことではないため、まさに『餅は餅屋』で専門家に任せた方がよいということだと思います。」と佃氏は述べています。
ローカルでの技術サポートの有無は、開発が始まると特に重要な要素となります。なぜなら機器メーカー様は、顧客から短期間での開発を求められる場合も多いからです。「任何巴士」を使うもうひとつの利点は、日本オフィスから得られるサポートにあります。言うまでもなく、的確で迅速な日本語による技術サポートは大きな助けになると同時に安心感があります。任意巴士を初めて実装した時、TCP/IPのコネクション関連で不明点があり、頻繁に日本オフィス経由でスウェーデンの技術者に問い合わせをさせていただきました。日本語で質問でき、的確で迅速な回答を受けられるのは HMS社の強みであると思います。HMS社からのサポートは当初から変わらず満足しています。開発納期が迫っていたので、とても感謝しています。今後も、任意巴士のさらなる進化に期待します。」
写真左より: Christian Berghdahl(HMS网络公司Anybus产品营销经理)、Bartek S.Candell(HMS网络公司MU亚太区总经理)佃 利久氏(株式会社アイエイアイ 開発部 ソフトウェア第二課 課長)、丸山 和伸氏(同社 開発部 ソフトウェア第一課 主事)
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