Berg推进社,Modbus RTUを使用するボートの制御システムに可以ベースのプロペラディスプレイを接続。Anybus沟通者可以の使用でシステム間のシームレスな通信を実現。
ブリッジからのプロペラ制御には,同社が開発したBRC 800という制御システムを使用します。この制御システムには思ったとおりに船を操縦するのに必要なレバーやボタンが含まれています。
BRC 800内の通信は,Berg推进社の独自プロトコルを使用して行われます。BRC 800は船によるあらゆる旋回や操縦内容を記録する,船の”ブラックボックス”である航海データ記録装置(VDR)などのほかの電子機器とブリッジ上で通信します。
同社の顧客であり,フェリーを運航するスウェーデン交通庁は,プロペラの実際の位置をいつでも確認できるようにするため,プロペラディスプレイをBRC 800に接続したいと考えていました。Berg推进社の控制系统集团经理である托马斯Holmquist氏は次のように述べています。“わが社が抱えていた課題は,独自の可以プロトコルを介してしかプロペラディスプレイが通信できないことでした。このプロトコルとのインターフェースを社内で開発するアイデアも出ましたが,その開発には時間がかかってしまうことにすぐに気付きました。そのため,既製のプロトコルコンバーターについて調査を始めたのです。HMSにはシンプルで使いやすいソリューション Anybus Communicator シリーズがあることが分かりました。」
同社はHMSに連絡をし,Anybus沟通者可以を使ったソリューションの提案を受けました。Anybus沟通者CAN は、CAN ポートを持つデバイスとあらゆるフィールドバスおよび産業用 Ethernet ネットワークに接続するデバイスの間で「通訳」として動作するスタンドアロンのプロトコルコンバーターです。BRC 800 制御システムとの通信で Modbus RTU が使用できることから、Berg Propulsion 社は Anybus Communicator CAN for Modbus RTU を選択しました。現在,このソリューションはスウェーデンの西海岸哥德堡とHonoを結ぶフェリーに導入されています。“このフェリーは通勤で毎朝使っているので,なおさら良い仕事をしないといけないですね。“と托马斯Holmquist氏は笑顔でコメントしています。このフェリーには360度回転するプロペラが2つ船首と船尾のそれぞれに装備されています。このフェリーには舵がないため,操縦者がプロペラの位置を知るための唯一の方法が,プロペラディスプレイを使用することなのです。
托马斯Holmquist氏は次のようにも述べています。“わが社の制御システムはどのフィールドバス規格にも従っていない独自のプロトコルが使用されているのに,このゲートウェイを使用すると簡単にプロペラディスプレイに接続することができました。設定も簡単でしたし,いつ疑問が生じてもHMSサポートが迅速に対応してくれました。わが社に極めて先進的なソリューションがあるわけではなく,データを一方向に送信するだけですが,安定していて使いやすい何かを必要としていました。まさにその何かが,Anybus沟通者可以だったのです。また,わが社のビジネスの動きが可以ベースの通信に向かっていることも認識しているため,Anybusソリューションは今後,これまで以上に価値あるものになるだろうと感じています。」
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